葬儀時の参列者に対するマナー

葬儀に参列する人のマナーとして、服装や香典や焼香のマナーがよく取り上げられます。しかし、葬儀を営む側の参列者に対するマナーについては、意外と知らない事が多いものです。まず通夜に参列して下さった方に対する食事を振舞う習慣ですが、関東では一般の参列者に対しても通夜振舞いを行いますが、関西では通夜の食事は親族だけで行うと言う違いがあります。従って関西出身の人でも、関東で葬儀を営む事になった場合は、この習慣の違いを知っておく必要があります。また、参列者に対しては、会葬御礼の品を用意するのが一般的で、費用を安く抑えるために省略したいと考える方も居られるかも知れませんが、この習慣を省略する傾向はなく、ケチらない方が無難と言えるでしょう。参列者は故人との付き合いを勘案して、香典の額を気にしますが、香典を頂いた遺族側は、49日後に香典返しをするのがマナーで、一般的には頂いた額の半分と言われています。しっかりと香典の額を記帳して置く事が必要です。また、最近関西では故人の遺志として香典を受け取らない葬儀が増えています。これは、香典返しが大変である事が理由の1つと思われますが、そうする場合には、気を付けるべきマナーのポイントが2つあります。1つは受け取らなかった事で、後日仏壇にお参りし、ご仏前等の名目で不祝儀を供えられる事もありますが、これまで拒否はすべきではないでしょう。2つ目は、香典の代わりに供花をされる方が増えますが、一般的に香典の金額よりも供花の費用の方が高く、参列者の費用負担が増える事があります。従って供花を頂いた方に満中陰の品をお返しする配慮等が必要でしょう。

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